車の下取り査定額が0円と言われた!その原因と対処法とは?
新しい車に乗り換えたいと今の車の下取り査定を依頼したものの、査定額が「0円」という結果だった場合、予定していた資金計画が崩れてしまうかもしれません。なぜ自分の車が0円査定なのか、理由が分からないという方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、車の下取り査定額が0円といわれた際の原因と対処法を、ネクステージ独自の車についてのアンケート結果を交えて解説します。事前に対策を取っておくことで、ある程度の金額をつけてもらえる可能性が高まるでしょう。
※目次※
・「年式が古い」「走行距離が長い」「事故車や水没車」「走行不可の車」は、0円査定の確率が高まる。
・0円査定された場合は業者別の対処法を試し、諦めずに行動すれば価格を付けてもらえる可能性がある。
・車を売るなら独自の販売ルートと販売力を持ち、高額査定が可能なネクステージにご相談ください。
\30秒でカンタン査定依頼!/
車の下取り査定額が0円と言われる原因とは?
ネクステージのアンケートでは、下取りに出す方が58.1%いる中、買取に出す方も35.9%と少なくありません。長年乗った愛車が0円査定になると、悲しさを感じることもあるでしょう。なぜ下取り査定額が0円となることがあるのでしょうか。原因は大きく分けて4つあり、いずれかに該当するケースが多くあります。そこで、4つの原因を詳しく見ていきましょう。
年式が古い
10年落ちの中古車は値段がつかないといわれるように、年式が古ければ古いほど、下取り価格は下がります。年式が古いと中古車市場での需要が減るため、走行距離が短くても下取り価格は下がってしまうでしょう。
走行していなくても車には経年劣化が起きます。年式が古い車ほど劣化は進み、その分故障リスクが高くなることが需要低下の原因のひとつです。より新しい技術を搭載した年式の浅い車に人気が集まることも起因しています。
ただし、市場に出回っている台数が少なく「希少価値」が付く車の場合は例外です。この場合、年式が古くても下取り価格が高くなるでしょう。
走行距離が長い
走行距離が長いと、車を構成するパーツは消耗していきます。定期的に交換が必要なパーツもあり、メンテナンスを怠ると事故の原因になりかねません。
走行距離が長いと、それだけ交換時期に近づくパーツが多くなります。購入した後にメンテナンス費用が発生する車は、車本体価格以外のランニングコストが高くなるため敬遠されがちです。そのため、走行距離が長い車は中古車市場での需要が低くなり、下取り価格も下がります。
下取り価格が下がるタイミングは「5万km」と「10万km」が目安です。ぐっと下がるとはいえ、5万kmであればいくらかの下取り価格はつきます。ただし、10万kmを超えると0円査定となる可能性があるため注意が必要です。
事故車や水没車
事故車や水没車は一見傷やへこみがなくきれいに見えても、問題がない車より故障するリスクが高まります。
事故車とはフレームやループパネルなど、車の土台になる部分にダメージが及んだ車のことです。フレームは車の骨格であり、ゆがみがあると真っすぐ走れないなどの症状が発生します。たとえ修理したとしても、目視では分からないほどの小さなゆがみなどが残っていないとは限りません。
水没車の場合、電装系にトラブルを抱えてしまうのが特徴です。インストルメントパネルの警告灯などが誤作動したり、ショートしたりする恐れもあります。購入者にとっては、少しでもリスクのある車は避けたいものです。
さまざまな理由から、下取りに出しても0円査定となることがあります。
走行不可の車
車の大きな価値は、通勤したりドライブに出かけたりといったように「走ること」です。それができない走行不可能な車の価値は下がります。しかし、走行不可能といっても「車検が切れて走れない車」と「故障して走れない車」では価値が異なるため注意しましょう。
大きく価値が下がるのは、故障して走れない車です。物理的に走れないということは、大きな修理が必要ということになるため、見た目がきれいでも選ぶ人は少なくなります。
一方、どこも故障しておらず、車検切れが理由で走行不可能な車は価格を付けてもらえるでしょう。ただし、車検が切れたまま長く放置した場合、部品の劣化におけるリスクが高まります。その場合、故障していなくても下取り価格を付けてもらえない可能性があるので注意しましょう。
\30秒でカンタン査定依頼!/
【対処法】大手買取店で0円査定が出た場合
大手買取店でも、0円査定が出る可能性はゼロではありません。中古車買取のプロですから、中古車市場の動向を確実に把握している反面、需要のない車に対してはシビアな一面もあります。大手買取店で0円査定が出たらどうすればよいのかについて、詳しく見ていきましょう。
大手買取店で0円査定が出る理由
大手買取店で0円査定が出る理由は、買取から販売までの取引を完結させても利益が見込めない車というところにあります。大手買取店では、買取した車を整備して販売するのが一般的です。そのため、買取額や整備、管理などにかかるコストと販売による売り上げが見合うかを考えます。
走行距離が10万kmを超えていたり、年式が古かったりする車は中古車市場で需要が低いため、コストをかけて販売しても利益は低いと考えるのが一般的です。事故車に関しても同様で、コストや手間に見合う利益はあまり見込めません。人件費や広告費もかかることから、利益が見込めない車には0円査定を出すことがあります。
0円査定への対処法
大手買取店で0円査定が出た場合、他の中堅業者で買取を依頼するか、ディーラーでの下取りも検討しましょう。
大手買取店よりコンパクトな経営をしている中堅業者であれば、人件費や広告費などの費用削減が可能です。そのため、少しでも利益になるようであれば、需要が少ない車でも査定額を付けて買取してくれるかもしれません。新しい車の購入という、ディーラーにとってのメリットがある下取りについても査定額が付く可能性はあります。
0円査定が出た場合、なぜ0円なのか具体的な理由を聞くことも重要です。大手買取店にとっては大きなデメリットも、中堅業者やディーラーにとっては小さなデメリットかもしれません。たとえ0円査定が出たとしても、ひとつの店舗で諦めず他の店舗も訪ねてみましょう。
\30秒でカンタン査定依頼!/
【対処法】Web査定で0円査定が出た場合
車の査定方法には、スマートフォンやインターネットで簡単に行えるサービスもあります。実店舗と違い、24時間365日いつでも申し込みができるので、忙しい方でも気軽に査定を申し込めるのが特徴です。
ただし、Web査定の場合、実店舗よりも0円査定が出やすいという声も聞きます。なぜ、Web査定だと0円が出やすいのでしょうか。出た場合の対処法と併せて解説します。
Web査定で0円査定が出る理由
Web査定で0円査定が出やすいのは、クレーム防止のため実店舗の査定より低く算出するように設定しているケースがあるためです。
Web査定は年式や走行距離、車種、カラーなどの簡単な情報を入力して行います。車体についた傷やへこみ、内装の清潔さ、エンジンの調子などの条件は加味されません。そのため、人の目で査定をする実店舗の査定額とは差が出ることも少なくありません。
Web査定の結果が高かったにもかかわらず、いざ実際の店舗に行って査定額が低い場合「Web上では高額査定だったのに」というクレームになる可能性があります。そのため、過走行車や年式の古い車などの市場価値が低い車は、一律0円という査定結果を出すケースが多いといえるでしょう。
0円査定への対処法
Web査定での査定額が0円でも、実店舗では価格がつくこともあります。Web査定の結果だけでなく、実店舗でも査定を受けてみましょう。実際には数万円の価値があったとしても、Web査定の入力項目の条件が悪いと一括で0円査定が出るケースもあります。
実店舗ではWeb上だと分からない細かな部分までが評価対象です。走行距離が長く年式が古くても、内燃機関の調子が良く車体もきれいであれば、価格をつけてもらえるかもしれません。
充実したメーカーオプションやカーナビ、オーディオなど、高額なパーツが装着してある場合、査定にプラスされることもあります。「輸入車専門」や「軽自動車専門」など特色のある中古車販売店で買取をしてもらう場合、その条件に合致すると高額査定が出ることもあるでしょう。
\30秒でカンタン査定依頼!/
【対処法】ディーラーで0円査定が出た場合
新しい車の購入を前提にした下取りだからこそ、需要の低い車でも「下取り価格を付けてもらえるかもしれない」と期待する方もいるでしょう。しかし、中古車市場で価値の低い車は、ディーラーの下取りでも0円査定になることがあります。そこで、ディーラーで0円査定が出た場合の対処法を見ていきましょう。
ディーラーで0円査定が出る理由
ディーラーで0円査定が出る理由は、「下取り」することにあります。下取りは、現在所有している車をディーラーに売却し、その売却金を新しい車の購入費から差し引くシステムです。
中古車買取業者の場合、買い取った車を販売する独自のルートを持っているため、高額査定になりやすいという特徴があります。一方、ディーラーの場合は下取りした車の多くを中古車オークションへ流すのが一般的です。そのため、中間マージンなどのコストが余計にかかり、査定額は低くなる傾向にあります。
中古車買取業者が買取の査定をする場合、車種の人気なども判断材料のひとつとなることから、市場動向によっては査定額が高くなることもあるでしょう。しかし、ディーラーの査定は一般財団法人日本自動車査定協会の算出方法を基にしているため、市場価値の影響を受けにくい環境です。そのため、下取りの査定は買取より低くなりやすいと言えます。
0円査定への対処法
ディーラーの下取りで0円という結果に不満がある場合は、買取を検討することもおすすめです。下取りの査定額は買取よりも低い傾向にあるため、査定額にこだわるのであれば、より高値を期待できる買取を選択するのが賢明でしょう。
ディーラーを利用するなら、下取りとは別の部分でサービスをしてくれないか交渉する方法もあります。例えば、新しい車に付けるオプションです。ディーラーとしてもサービスをしやすい部分なので、「駄目で元々」という気持ちで交渉するとよいでしょう。
オプションのサービスが難しい場合も、他の部分で融通を利かせてくれることがあります。無理のない程度に交渉してみましょう。
\30秒でカンタン査定依頼!/
車を下取り査定する際の注意点
できるだけ高額で下取りしてもらいたければ、そのための対策を取ることが重要です。過走行車や年式の古い車など、中古車市場で需要が低い車は小さなことで0円査定になってしまうかもしれません。少しでも価格をつけてもらえるように、できることは行いましょう。下取りに出す際の注意点を解説します。
下取りに出すなら走行距離に注意
下取りに出そうと思っているのであれば、走行距離に注意しましょう。査定額に影響する走行距離の目安は、5万kmと10万kmです。2つの大台に乗る前に下取りに出すと、より良い価格が付きやすくなります。
10万kmは、タイミングベルトやウォーターポンプなどの交換時期です。故障が多くなりやすいことから、査定のひとつの目安になります。寿命を迎えたパーツを交換し整備すると費用が数万円を超えることもあるため、10万km以上走行していると需要が落ち、査定価格も大幅に落ちるでしょう。
5万kmは10万kmの半分を超えるタイミングで、走行距離が長いという印象を与えるため、需要を左右するひとつのポイントです。
ネクステージ独自のアンケート結果では、全体的に見ると10万kmを目安にしている方が多く見られます。しかし、0円査定になりやすいため注意が必要です。
車の清掃や消臭を行う
査定に出す前には、洗車や車内の清掃を行いましょう。車をきれいに使っているオーナーはメンテナンスにも気を配る方が多く、「車の状態も良好だろう」と査定士により良い印象を与えるかもしれません。
車内はゴミを捨てたり、砂やほこりが残ったりしないようにします。全体に掃除機をかける程度で問題ありません。一生懸命になり過ぎて、逆に傷を付けないように注意しましょう。特に革張りの部分などは簡単に傷が付きやすいため、注意が必要です。
外装はワックスでピカピカに磨き上げる必要はありませんが、洗車機にかけておくと良いでしょう。車内でたばこを吸ったり、芳香剤を使用したりしている方は臭いもチェックします。自分では気付きにくいかもしれませんが、消臭剤を使ったり、晴れた日に風を通したりして、消臭も忘れずに行いましょう。
査定額が0円といわれても諦めない
業者ごとが査定するポイントはあまり変わりませんが、価格は業者によって大きく異なる場合もあります。査定額が0円となっても、諦めずに価格を付けてくれる業者を探すことが重要です。査定する業者にはそれぞれの事情があります。買取業者は整備後に販売するため、高値で売れるような市場価値の高い車には高額の査定を出しやすいでしょう。
新しい車を売りたいディーラーは、買取業者では値段のつかなかった車にも多少の値段をつけて下取りし、販売につなげたいと考えるかもしれません。特定の車種に強い中古車販売店では、その特色に合えば条件が悪くても査定額に期待が持てることもあります。
乗り換えをするのかしないのか、自分の車に市場価値があるのかなど、自分の状況に合った業者を探すことが、0円査定を回避するポイントになるでしょう。
\30秒でカンタン査定依頼!/
まとめ
ネクステージ独自のアンケート結果では下取りに出す方が多く、走行距離10万kmを目安にしている方も見られます。しかし、手放す前に、業者選びや0円査定にならないよう対処することが大切です。他にも「年式が古い車」「過走行車」「事故車や水没車」「走行不可能な車」などは、査定に出しても査定額が0円となる可能性があります。0円査定となった場合、それぞれの査定業者別の対処法を試して、少しでも査定額が高いところを探しましょう。
ネクステージは、買取した車を自社で再販しており、中間マージンが発生しません。余計な費用がかからないことで、その分を査定額に上乗せできます。さらに、全国200店舗以上という強力な販売力で、買取後すぐに再販できるので高額査定が可能です。車を売る際は、高額査定のネクステージにご相談ください。
\30秒でカンタン査定依頼!/