車の買取と車検の関係性とは?車検前がおすすめな理由や車検切れの場合も解説
車の買取は車両や年式、走行距離などが査定のポイントとしてチェックされますが、車検も長い方がプラスの査定評価となるのでしょうか。
車の買取では車検残り期間が長いと加点対象となるイメージはありますが、どのくらいの金額が上乗せされるのか、または車検が切れた場合は買取ってもらえないのではないかと思う方もいるでしょう。
ここでは車と車検の関係性について解説していきますので、参考にしてください。
※目次※
6.車の高額買取ならネクステージの無料査定を試してみませんか
・査定では車検残期間が4ヶ月以上である場合は加点、3ヶ月以内は加減点なしとなるが、査定額は各業者によって異なる。
・車検切れの車も買取対象となるが、道路交通法違反となるため、持ち込み査定ではなく出張査定を利用しよう。
・買取はネクステージがおすすめ。査定からアフターサービスまでお客様に寄り添った対応が自慢
車の買取査定と車検の関係とは?
車の買取査定を依頼する際に車検残り期間があとわずかである場合、車検を通してから査定を依頼した方がプラスとなるのではないかと考える方もいるのではないでしょうか。
車検は基本料金の他に法定費用や部品交換費用などを合わせて、数万円単位で支払う必要があります。そのため、少しでも高く査定を受けたいと考えている場合は車検費用と査定額のバランスが疑問となるでしょう。
ここでは買取査定と基準について解説していますので、見ていきましょう。
買取査定における車検期間の基準
買取査定では査定基準の中に車検残期間のチェック項目があることをご存知でしょうか。この基準については日本自動車査定協会(JAAI)が定めており、商品価値の項目に車検残期間が4ヶ月以上である場合は加点、3ヶ月以内は加減点なしの適用となります。
つまり、車検残期間が残り3ヶ月の場合は0点、車検の残月数が4ヶ月の軽自動車の場合で加点1点で1,000円の配分です。残月数が多ければ多いほど点数も増えていく仕組みで、車両に応じて加点方法も異なります。
なお査定額への反映は各業者が定めた換算率をもとに算出しているため、この限りではありません。
車種により買取額に大きく影響する場合も
中古車市場において、展示するとすぐに買い手が見つかる車種の場合は車検が多く残っている車が高く売れる傾向にあります。業者としても販売の回転率がよく、在庫として残る可能性が低いものを店頭に置きたいという思いがあるからです。
そのため、人気車種においては査定額を上乗せすることも多くあります。反対にあまり人気のない車種で車検残期間が短い場合は、査定が不利になることも考えられるでしょう。理由は人気のない車種を管理するのも手間や費用がかかるからです。
車検をせず車の買取に出すのがおすすめ
ここまで査定におけるプラス要素をマイナス要素についてお話ししましたが、車検の残期間が短くとも査定を依頼できる点では安心要素となったのではないでしょうか。
ここからは車検をしないで車の買取を依頼するメリットについて紹介しますので、それぞれ見ていきましょう。
車検費用が必要なくなる
車検費用は車種や依頼するディーラー、修理工場などによっても異なります。
ディーラーで行う相場は軽自動車で5~7万円、小型自動車(総重量1.0t以下)の場合は7~9万円、中型自動車(総重量2.0t以下)の場合は8~9万円、大型自動車(総重量2.0t以上)の場合は8~10万円程度です。
車検にかかる費用の内訳は大きく分けて「法定費用」「車検基本費用」「部品交換費用」の3つとなります。法定費用は自動車重量税や自賠責保険、印紙代のことを言い、国で定めた費用であるため消費税は課税されません。
車検基本費用は定期点検や測定検査、代行手数料のことを言い、部品交換費用はその名の通り点検を実施した結果、タイヤやブレーキパッドなどに追加の整備を要する場合にかかる費用です。車検基本費用と部品交換費用は消費税の対象となります。
基本的に買取額よりも車検費用の方が高い
上記で説明したように、車検の残期間で得られる金額よりも車検でかかる費用の方が高額です。査定時に車検の残期間で高額査定を狙えるのであれば話は別ですが、そのような基準を設けていないことが大半であるため、車検代を支払うと損をします。
さらに業者によって工賃や手数料を上乗せする場合もあるので、売却を検討している場合は車検前に行うこともおすすめです。
車検の残期間で得られる金額よりもはるかに高い車検費用を払う必要はなく、むしろ売却する車の車検代を払わなくて良いと考える方が得策なのではないでしょうか。
買い替えによる2重の車検費用が防げる
現在所有している車から買い替えを検討している場合、二重で車検に通すことは避けましょう。これは車検に通す二度手間を省く意味もあります。
例えば車検が切れる前に売却し、新たに中古車を購入したとしましょう。この中古車の車検期間が長ければそれに越したことはないのですが、短い場合は車検に通す費用が必要です。
場合によっては修理やメンテナンス代などのコストも上乗せされます。売却を検討しているのであれば、なるべくコストはかけずに次の車にかかる費用を貯めておくという意味でも、二重に車検を支払うことは避けた方が良いのではないでしょうか。
車検切れの車は買取できる?
車検期間が残っている場合は買取が可能で、人気車種や車両に応じて加算されることが分かりました。しかし車検切れの車を所有している場合買取を行ってもらえるのか、どのような方法で持ち運んだら良いのか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
ここでは車検切れの車を依頼する場合の方法について紹介していますので、見ていきましょう。
車検切れでも買取は可能
車検切れの車であっても問題なく車の売却ができます。車検切れの車の場合は加点対象とはなりませんが、買取業者にとっても車検切れだからと言ってマイナスの影響を受けることはありません。
販売店で展示されている期間中に車検が切れることは珍しいことではなく、業者によっては海外輸出を考えることもあります。
顧客としては不安要素だとしても業者にとってはさほど気にする問題ではないため、車検切れの車であっても躊躇せずに買取を依頼してみましょう。
買取で持ち込み査定ができない
ただし、車検切れの車は公道での走行は違法となるため注意が必要です。万が一車検切れで走行した場合は、道路運送車両法により違反点数6点ならびに30日間の免許停止処分となります。
さらに刑事処分として6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金が課せられるため、間違っても業者へ持ち込まないようにしてください。
同様に車検切れの場合は、自賠責保険も切れていることも考えられます。自賠責保険切れの状態で走行した場合も違反点数6点ならびに一回で免許停止処分となるため、出張査定を活用して売却手続きを進めると良いでしょう。
車検切れの車を持っていること自体は違反となりませんが、公道で走行できないため車検が切れる前に売却することも視野に入れておきましょう。また一時的に運行の許可が得られる「臨時運行許可証」は車検を受ける場合に限り、一定の制限を設けて走行が可能となります。
出張査定では車検切れの車をレッカーで運ぶことができ、手続きなどの代行が可能です。別途費用がかかることも考えられますが、自分で手続きを行うよりは安心さがあるので方法の一つとして検討してはいかがでしょうか。
長期間放置されていなければ問題ない
車検が切れてもすぐに査定などを依頼できる状況であれば問題ありませんが、なかには海外転勤で車を持っていくことが難しい場合などもあるでしょう。
しかし、車検が切れてから長い期間放置されていた場合、部品の劣化によって車の価値が下がることやガソリンの劣化により刺激臭を発するといった原因を生みかねません。そのため買取を希望している場合は速やかに査定を依頼することをおすすめします。
車の価値は常に変動しているため、買い替えなども視野に入れている場合は長期間放置せず、早めに行動に移すことも高価買取査定の第一歩です。
買取に出す車検残り期間の目安は?
車検の期限が迫っていると焦って査定を依頼し、複数社ではなく一社からの見積りのみで決めてしまうこともあります。しかし、適切なタイミングで買取を依頼したいと考える方も多いのではないでしょうか。
ここでは買取に出す車検残り期間の目安やタイミングについて紹介しますので、買取時の判断材料にしてください。
車検の残り4ヶ月以上が目安
結論として、日本自動車査定協会が定める加点対象である「4ヶ月以上の車検残月」を目安とすることをおすすめします。
どの車両に対しても、4ヶ月以上車検が残っていないと加点対象とはなりません。車検の残月が長ければさらに加点となるでしょう。
また人気車種かつ車検期間が4ヶ月以上の場合は、買取価格に希望が持てるからです。ただし、日本自動車査定協会が定める指標に過ぎないため、判断は販売店へ委ねることになります。
期限が迫っていたら車検を通す選択肢もあり
仮に車検の期限が迫っている場合は、買取査定を行うのではなく車検を通すことも選択肢の一つとして考えることも必要です。車検切れになる前に慌てて買取査定に出すと良い結果が生まれない場合もあります。
さらに、業者の選定や比較をする時間が取れないまま交渉に向かうことは慎重に判断できないことも考えられるため、なるべく避けた方が良いでしょう。複数の業者で相見積や査定を行うことは買取の流れとしては一般的です。
車検を通してからある程度乗り、その期間にじっくり査定に臨むという方法もあるため、自身に合ったタイミングを選ぶことをおすすめします。
車検切れの車を少しでも高く買取りに出すコツ
中古車相場の買取価格の変動を考慮して、車検切れの状態で車を売却したいと考える方もいるでしょう。車検のプラス査定は得られなくとも、少しでも高い査定額で買取を希望することは自然なことです。
ここでは車検切れの車を少しでも高く買取に出すポイントについてピックアップしました。以下から見ていきましょう。
定期メンテナンスをしておく
車も人間と同じように、定期メンテナンスを実施しておくことによって万が一故障やトラブルがあった場合も早期に発見が可能です。後から重症化した状態で症状が見つかった場合、交換する部品や消耗品、さらには工賃などもかかります。
早期に症状の改善ができれば、部品や消耗品などの出費を抑えることも可能です。車検を行う際も必要最低限の整備のみで済むため、結果としても定期メンテナンスを実施しておく方がメリットがあります。
また、定期メンテナンスの実施内容は点検整備記録簿(メンテナンスノート)に残しておくようにしましょう。点検整備記録簿はこれまでの整備記録が把握できることから査定の評価につながります。
次の所有車も記録簿があると安心材料になるため、日頃からメンテナンスを行うこと、記録簿を準備しておくことを心がけましょう。
買取相場が高い時期に売却する
決算期や中間決算期など、買取相場が高い時期に売却するのも方法の一つです。とくに決算期は少しでも多くの在庫を抱えて、中古車の売上を伸ばしたいと考えています。
そのため一般的な査定額より上乗せして金額を提示することもあるため、複数社の見積りや査定を意識しながら交渉してはいかがでしょうか。決算期の場合は1月~3月の間に動き出すことをおすすめします。
なお、決算期以外では9月の中間決算期やボーナス期といった時期も良いでしょう。決算期での査定が難しい場合はこれらの時期を狙ってはいかがでしょうか。中古車は年式が新しく、走行距離とのバランスが取れている方が価値が高いと言えます。
また、車種によっても中古車市場の動向は変動するため、自身が売りたいと思うタイミングで査定を検討することも大切です。
車検が切れていても清掃はしておく
車検が切れている状態で車を放置してしまうと様々なところに症状が出てきます。例えば、車内の空気がこもってカビ臭くなることや、タイヤの一部だけが平らになってしまうフラットスポットができてしまうことも考えられるでしょう。
そのため車内の換気をこまめに行うことや、空気圧を高めに設定するなどの対処が大切です。車検が切れると公道を走ることができないため、自身でできることは限られてきます。
こまめに清掃はしておくなど、車検が切れていても手をかけていることが分かると業者側の印象も変わってくるでしょう。このようにきれいに車を保つことで査定額がプラスになりますので、清掃はぜひ行ってください。
車の高額買取ならネクステージの無料査定を試してみませんか
車検の期日に余裕がある場合は問題ありませんが、期日が迫っている場合は余裕がなくなり業者を選びが加減になってしまう傾向にあります。車検の期日が短くとも、安心して買取が行えるお店を見つけることは大切な要素の一つです。
ネクステージは簡単に無料査定をお試しいただけますので、ぜひご利用ください。。査定士をはじめ店舗スタッフ一同、お客様の要望を第一に考え査定からお見積り、契約・納車、アフターサービスに至るまで親身になって対応いたします。
お客様の気持ちに寄り添ったサービスに努めておりますので、安心できる買取業者をお探しの方はこの機会にぜひお問い合わせください。
まとめ
車の車検は4ヶ月以上であればプラス査定となりますが、3ヶ月以内の場合は加減点はありません。車検切れの車でも買取は可能ですが、公道を走行することは法律違反となるため、出張査定サービスなどを利用することをおすすめします。
車検切れ間近の車は焦って買取業者を決めると比較ができないほか、査定額も低くなることも考えられるでしょう。ネクステージは全国に店舗があり圧倒的な販売力を持っているため高値での買取が可能です。
買取価格だけではなくサービスにも自信のあるネクステージをぜひご利用ください。お問い合わせお待ちしております。