廃車の買取相場はいくらなの？買取の傾向や廃車手続きの費用まとめ
どのようなものにも寿命があるように、車にもいつかは寿命が訪れるでしょう。動かなくなった場合は保管もできますが、車検に通さないでそのままにしていても自動車税は発生します。そのため、寿命が訪れた車や動かない車は廃車手続きをするのが一般的です。しかし、費用が分からずなかなか廃車に出せない方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、廃車に必要な手続きや費用を解説。廃車手続きをすることで還付金をもらえるケースもありますので、ぜひチェックしてみてください。
※目次※
7. 廃車の相場よりも買取金額を増やすなら無料査定を受けてみよう！
・車を廃車にする方法としては、「ディーラーなどの業者に依頼」と「自分で廃車手続きをする」の2種類がある！
・少しでも廃車費用を節約するのであれば、自分で手続きを進めてみよう。車を動かせるのであれば、自分で解体業者まで持ち込んでレッカー代を浮かせられる！
・買取業者に売却すれば、廃車費用を差し引いてもプラスになることがある。売却は、「愛情買取」で信頼できるネクステージに相談を！
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廃車は買取できるの？
廃車は単に「もう乗らなくなった車」ではありません。まずは廃車になる意味や廃車になったあとの使われ方や買取傾向を説明します。
廃車について
廃車とは、ナンバープレートが外されて車の車籍（戸籍の車版のようなもの）が抹消された状態の車をさします。廃車にするためには正式な手続きが必要なため、事故で壊れて乗れない状態になったり、スクラップ工場へ預けたりしただけでは廃車になりません。
廃車の買取傾向について
廃車手続きを取ると、その車は中古車ではなく別の形で買い取ってもらえる場合があります。たとえばスクラップにすると鉄資源として買い取られたり、あるいは分解されてパーツがオークションに出されたりします。また、海外で人気のある車は廃車だったとしても高値で取引されることがあるため、そのままの状態で輸出されるケースもあります。日本製の車は世界的にも「高品質で安全」というイメージを持たれています。
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廃車の買取相場はいくらなの？
次に廃車として買い取ってもらった場合の相場を紹介します。例として廃車をスクラップにして鉄くずとして売ったケースで考えます。また、廃車としてではなく、より高く売る別の方法についても説明します。
廃車の買取価格の目安
廃車をスクラップにして鉄資源として買取に出した場合、その時点での鉄くず相場に合わせて買い取られます。例えば2020年8月時点の鉄くず価格は1㎏あたり12円でした。
軽自動車は約1トン、普通車は約1トン～1.5トン、大型車は約2トンであるため、鉄くずの相場を照らし合わせると、1万2,000～2万円程度になると考えられます。
高く売るなら中古車買取を目指そう
廃車にした場合の買取手段を3つ紹介しましたが、より高く売るなら中古車買取がおすすめです。中古車買取は廃車にするのではなく、そのまま車を業者に買い取ってもらうことです。買取業者によって査定価格には差があり、数十万円もの違いが出ることもあります。
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買取相場が気になる車の廃車手続きの方法とは？
車を廃車にする方法としては、「ディーラーなどの業者に依頼」と「自分で廃車手続きをする」の2種類があります。業者に依頼をすればもちろん手続きの手間を省くことはできますが、代行してもらっている分の費用が発生することになります。
ここでは廃車の方法について触れていきます。
ディーラーなどの業者に依頼
方法の1つとしてディーラーに依頼するというものがあります。業者に依頼する場合は、自分で手続きするよりも比較的多くの費用がかかります。一時抹消を業者に依頼した場合の費用相場は、1万350円~5万350円です。永久抹消を業者に依頼した場合の費用相場は、1万円~8万円となります。
業者に依頼をすると、代行して廃車手続きをしてくれるのがメリットと言えるでしょう。普通車の廃車手続きは運輸支局、軽自動車の廃車手続きは軽自動車検査協会で行いますが、どちらにしても営業日は平日のみです。土日祝日は開いていないため、土日休みで平日は多忙な方は、自分で廃車手続きをするのは困難でしょう。
そのようなとき、業者に依頼をすればスピーディーな廃車手続きが可能です。多忙であるからといって手続きをせずにいると、新年度になって自動車税が発生する恐れがあります。費用は割高傾向にありますが、多忙な方は業者に廃車手続きを依頼するのがおすすめです。
自分で廃車手続きをする
ディーラーなどに依頼する方法をご紹介しましたが、廃車は自分で手続きを行うこともできます。廃車を行う際には、「一時抹消」か「永久抹消」のどちらかを選んで手続きをしましょう。手続きは、普通車は運輸支局、軽自動車は軽自動車検査協会で行います。
一時抹消を自分で行う場合の費用相場は、0円~3万円です。さらに、廃車手続き代の350円がプラスされます。
一時抹消は、自動車の使用を一時的にやめる際に行う手続きです。手続きをすれば自動車税が課されなくなるので、「今は乗らないけどまた車が必要になれば乗る」という場合におすすめです。
一方で永久抹消を自分で行う場合の費用相場は、7,000円~8万円です。永久抹消は、事故や自然災害で自動車が使用不可能になったり、解体済みであったりする場合に行います。一時抹消と永久抹消については、後に詳しく触れていきます。
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買取金額内で収まる？廃車の手続きにかかる費用相場
一口に「廃車費用」といっても、数種類の費用が内訳として存在します。廃車費用の内訳としては、「解体費用」「永久抹消登録費用または解体返納費用」「レッカー代」「リサイクル料金」の4種類です。それぞれを把握することで、廃車費用についての理解がより深まります。具体的な相場を踏まえて詳しく解説をしていくので、しっかりと把握をしておきましょう。
解体費用
廃車費用の中でも多くを占めるのが解体費用です。
解体費用は、さまざまなパーツを自動車本体から解体する際の費用です。廃車予定の自動車は、ガソリンタンクやエンジンなど、売却可能なパーツと売却不可能なパーツに解体していきます。解体が必要な場合は最大で3万円ほどかかり、さらにディーラーに依頼した場合は1～2万円ほど加算されます。
売却可能なパーツは、中古品として整備工場に売るのが特徴です。中古であれば価格が安いため、修理の際に費用を抑えたいユーザーからの需要があります。フレーム部分などは鉄のスクラップとして鉄くずを扱う業者などに販売して、無駄のないように自動車を解体しているのがポイントです。
永久抹消登録費用または解体返納費用
自動車を解体したあとに、普通車は運輸支局で永久抹消登録をしなくてはいけません。この手続きをすることで、自動車税や自動車重量税、自賠責保険の還付を受けられます。軽自動車の場合は、軽自動車検査協会で解体返納をしましょう。なお、解体返納をしたとしても、軽自動車の場合は還付制度がありません。
業者に手続きを依頼した場合は、手続きの代行料が発生します。自分で運輸支局や軽自動車検査協会に出向いての手続きをする場合は、「用紙代」のみの費用です。業者に支払う代行手数料がかからないため、費用を安く抑えられます。自分で手続きをした場合、用紙代の合計は600~800円です。軽自動車であれば、400円程度で手続きができます。
レッカー代
レッカー代は、動かない車を陸送する際に発生する費用です。自然災害や交通事故、経年劣化によって走行不可能になった車などを廃車にする際に、解体工場までレッカーで持ち込まれます。
レッカー代は、解体工場までの距離や車種によって費用が異なるので注意しましょう。解体工場までの距離が遠ければ遠いほど、料金は割高傾向です。そのため、なるべく近くの解体工場に持ち込んだほうが費用を抑えられるでしょう。走行距離にもよりますが、相場は約10,000～15,000円程度です。
リサイクル代
リサイクル料金は、「シュレッダーダスト料金」「エアバッグ類料金」「フロン類料金」「情報管理料金」の4種類の料金で構成されており、車の各部品をリサイクルするための費用です。ただ、これは新車の購入時に支払うものであるため、廃車時には不要です。
このリサイクル料金は、新車や中古車を問わず自動車を購入する際に支払うものです。現在自動車を所有しているのであれば、すでにリサイクル料金の支払いは完了していることになります。車検証入れの中に「預託証明書（リサイクル券）」が保管されていることが多いので、確認してみましょう。
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廃車の手続きは目的で変わる
廃車手続きをする際は、「永久抹消」か「一時抹消」かのどちらかを選択します。それぞれで意味が大きく異なるので、しっかりと把握してから廃車手続きをしましょう。どちらの手続きをするかは、自動車の状態で判断するケースが多い傾向にあります。完全に動かない、動くけど一時的に必要がなくなったなど、自身や車がおかれている状況で判断しましょう。
永久抹消登録
自動車の解体作業をともなうのが「永久抹消登録」です。永久抹消という名のとおり、手続きを終えるとその車を二度と使用できなくなります。
日本で走行している自動車は、すべて「自動車登録ファイル」に登録がされています。この自動車登録ファイルに登録がされていることで、自動車は公道を走ることが可能です。永久抹消は自動車登録ファイルから情報を完全に抹消するため、いかなる事情があったとしても情報を復活させることができません。
「エンジンが故障しており、修理に高額な費用がかかる」「自然災害によって、修復不可能なほど外装にダメージを受けた」など、確実にもう乗ることがない場合に永久抹消手続きを行いましょう。
一時抹消登録
自動車の使用を一時的に中止する際の廃車方法が「一時抹消登録」です。二度と復活ができない永久抹消とは異なり、手続きをすれば自動車登録ファイルに再度登録ができます。
自動車が正常に動く場合でも、事情によって長期間使用しない場合も考えられるでしょう。自動車は車検を通さない場合でも、4月1日時点で所有をしていれば自動車税が課せられます。そのようなときに一時抹消手続きをしておけば、車を保管していても自動車税が課せられなくなるのがメリットです。
「生活環境の変化で車が必要なくなったが、またすぐ必要になるかもしれない」「今は調子が悪い状態であるが、愛着のある車だからレストアして乗りたい」などという場合に有効な手続き方法といえます。
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廃車手続きをすると還付金が戻る場合がある！
自動車の購入や利用にあたって、ドライバーは様々な税金や保険料を支払っています。そのため、一年間の途中で車を廃車にした場合、還付金が戻ってくることがあります。
ここでは自動車税と自動車重量税、自賠責保険料の3点を例に挙げて、「それぞれの料金の特徴」と「どれくらいの還付金が戻ってくるのか」について解説していきます。
自動車税の還付金
自動車税は、毎年4月1日の時点で車を所有している人に対して、納税義務が発生します。排気量に応じて課税される仕組みであり、軽自動車は独立した料金になっています。
もし自動車税を納税した後に抹消登録をした場合、抹消登録した月までの課税となります。例えば8月に抹消登録をした場合、4月〜8月分の自動車税を払えばそれで良く、9月分以降の納税義務はなくなります。よって、月割りで算出された金額が還付されることになります。
自動車重量税の還付金
自動車重量税は、文字通り自動車の重量（他にも自動車の区分や経過年数）に応じて課税されるものです。新規登録と車検の際にまとめて払うことになっています。
自動車重量税の廃車還付制度は、平成17年に定められた「自動車リサイクル法」の施行に合わせて始められました。永久抹消登録や解体届と同時に手続きを行うことによって、車検残存期間（つまり次に自動車重量税を払うまでの期間）に相当する金額が還付されることになります。
自賠責保険の還付金
自賠責保険は、車を購入する際に強制で加入しなければならない保険です。自賠責保険料は、自動車重量税と同じように、車検の際に支払うことになっています。
車を廃車にした場合、手続きをすることによって、未経過分の保険料が還付されることになります。ここで1つ注意しておきたいのは、廃車手続きから保険満了までの金額が、月割りで計算されることです。つまり、廃車から保険満了までに1ヶ月以上の期間が空いている必要があります。
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乗らなくなった車はすぐ廃車にするのではなく中古車買取に出しましょう。中古車の高価買取を目指すならネクステージがおすすめです。そんなネクステージの特徴を2点紹介します。
出張査定が利用できる
ネクステージは全国に180店舗を展開する中古車販売店。買取した車の価値が落ちる前に次のお客様に再販売できる販売力があるため高額査定が可能となります。全国の店舗で出張査定が無料で利用でき、廃車にする前の車でも気軽に査定してもらえるのが大きな魅力です。
高価買取が目指せるダイレクト販売を行っている
ネクステージは買い取った中古車を別の販売業者に売るのではなく、全国のネクステージ店舗で商品化・ダイレクト販売するため中間マージンは一切ありません。そのため転売目的の業者よりも高いクルマ本来の価値（純粋な相場価格）での買い取りが可能なのです。
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よくある質問
Q. 廃車にかかる費用は平均いくら？
Ａ．車を廃車にする費用の相場は、地域や依頼先によって異なりますが総額1万円~7万円です。車を廃車するには解体費用、運搬費用、リサイクル料金などが発生します。解体費用の相場は1万円~2万円、運搬費用は距離によって1万円~3万円費用がかかります。リサイクル料金は、軽自動車で約8,000円、普通自動車で約1万円、輸入車で約2万円です。
Q. なぜ廃車費用が無料になる？
A. 廃車手続きを無料で提供できる理由は、商品の再利用です。廃車予定の車両でも状態が良好であるなら、中古車として再販売できるでしょう。業者の中には海外への輸出ルートを確保している場合があります。国内での再販売が難しい場合でも、海外なら売れる可能性があるのです。中古車としての販売が難しい場合でも、解体すれば中古パーツとして販売できます。
Q. 廃車にお金は取られますか？
A. 一般ゴミではないので、取られます。車を廃車するには解体費用、運搬費用、リサイクル料金などが発生します。
まとめ
寿命が訪れた車や、動かなくなってしまった車は、廃車手続きをするのが一般的です。廃車手続きにも永久抹消登録と抹消登録があり、それぞれディーラー等の業者に依頼したり、自分で廃車手続きをすることになります。
廃車費用を節約したいと思ったら、買取業者に相談してみるのが良いでしょう。廃車予定の車が中古車として価値を持っていたり、個々のパーツを高く買い取ってもらうこともできます。
中古車販売のネクステージでは、高価買取を行っており、お客様の車を本来の価値で買い取ることができます。ネット上などで無料査定も行っており、買取にあまり慣れていないという方でも、安心してご利用いただきます。車の買取で何かわからないことがございましたら、ネクステージまでお気軽にご相談ください。
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