CX-3は新世代商品群第5弾モデルのSUV!グレードごとのスペックを紹介
CX-3はマツダが販売しているコンパクトタイプのSUVです。スタイリッシュなエクステリアデザインと高い走行性能を特徴としています。街乗りやアウトドアなど、さまざまなシーンで活躍できるのも魅力のひとつです。
コンパクトSUVをお探しの方の中には、CX-3について詳しく知りたいという方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、CX-3の特徴や基本スペックについてご紹介します。新車販売価格や中古車販売価格もまとめているので、購入を検討している方は参考にしてください。
※目次※
・CX-3はマツダが販売するコンパクトサイズのSUV。アクセラやデミオに続く新世代商品の第5弾モデルとして発売。
・CX-3の特徴はコンパクトで利便性の高いボディサイズ。先進の安全技術を搭載しているのも魅力のひとつ。
・CX-3をお得に購入したい方には中古車がおすすめ。全国に200以上の店舗を展開するネクステージは車両のお取り寄せにも対応。
CX-3はコンパクトサイズのクロスオーバーSUV
CX-3は次のスタンダードを創造するというコンセプトが掲げられており、あらゆる場面で便利に使えるクロスオーバーSUVとして誕生しました。
CX-3のCはクロスオーバーコンセプト、Xはスポーツカーという意味を持っています。クロスオーバータイプのラインアップを表すという思いを込めて名付けられました。ここでは、CX-3の概要について見ていきましょう。
CX-3は新世代商品群第5弾モデル
CX-3はマツダが独自で開発したスカイアクティブ技術と魂動(こどう)というデザインテーマを採用したクロスオーバーSUVです。
マツダでは、自分の体のように車を操れる「人馬一体」をテーマに掲げています。スカイアクティブ技術は人馬一体の目指す際に培われた先進のテクノロジーのことで、主要パーツやエンジンの最適化を実現させました。
マツダでは新世代商品としてCX-5、アテンザ、アクセラ、デミオを発売しましたが、CX-3は第5弾モデルとして2015年に発売されたのです。
CX-3のベースモデルはデミオ
CX-3のベースはデミオで、現在ではマツダ2という名称で販売されています。デミオはマツダが販売していたコンパクトカーです。存在感や生命感を与えるスタイリッシュなデザインや上質なインテリアなどを特徴としています。
CX-3とデミオの共通点はボディサイズです。共通のプラットフォームを使用しており、似たようなサイズに設計されました。
一方でCX-3はコンディションの悪い路面での走行を想定しており、ボディの重量や剛性が異なっています。
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マツダで販売する他のクロスオーバーSUVとの違い
マツダではSUVの開発に力を入れており、現在では以下の6タイプのクロスオーバーSUVを発売中です。各モデルの簡単な特徴を以下の表にまとめました。
モデル |
特徴 |
CX-3 |
取り回しに優れたSUV |
MX-30 |
フリースタイルドアと呼ばれる観音開きのドアを採用 |
CX-30 |
MX-30と同じプラットフォームを採用 |
CX-5 |
あらゆるシーンに対応したミドルサイズのSUV |
CX-60 |
縦置きエンジンの採用でスポーティな走行を楽しめるミドルサイズSUV |
CX-8 |
3列シートを採用した大型SUV |
CX-3はマツダが発売するクロスオーバーSUVの中でも、最もコンパクトなサイズに設計されています。
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CX-3の現在までの歴史を振り返ろう
CX-3が発売されたのは2015年2月です。発売から8年以上が経過しましたが、現在でも安定した販売を続けています。
現在発売中のモデルは初代モデルですが、マツダでは定期的な改良を実施してきました。2018年には大幅な商品改良を施しており、安全性能や走行性能が向上しています。ここでは、誕生から現在までのCX-3の歴史を振り返りましょう。
2015年2月:CX-3の発売を開始
CX-3は2015年2月27日に発売されました。街も郊外も自由に純粋に楽しめる、形にとらわれない先進先鋭のクロスオーバーが商品のコンセプトです。
力強さを与える滑らかなエクステリアデザイン、素材の質感や表情にもこだわったインテリアデザインが採用されました。
パワートレインは、1.5Lディーゼルエンジンです。革新的な技術の開発により、ディーゼルエンジン特有のノイズが抑制されており、走行中でも高い静粛性を実感できます。
安全性能では先進の安全技術である、運転手の認知や判断をサポートするアイ・アクティブセンスが搭載されました。
2015年12月:商品改良を実施
CX-3としては初めてとなる商品改良を実施したのは、2015年12月24日です。走行中の快適性が意識されており、商品改良によって全グレードにナチュラル・サウンド・スムーザーが搭載されます。エンジンのノック音が抑制されたことで、運転中の静粛性が高まりました。
商品改良ではダンパーの内部やフロントスタビライザーに改良を加えており、運転中における乗り心地が向上しています。またインテリアでは、上位グレードのXDツーリングLパッケージに黒革のインテリアが追加されました。
2018年5月:大幅な商品改良を実施
大幅改良が実施されたのは2018年5月31日です。これまでは1.5Lディーゼルエンジンが搭載されていましたが、大幅改良によりスカイアクティブGの2.0LガソリンエンジンとスカイアクティブDの1.8Lディーゼルエンジンに変更されました。
エクステリアデザインでは、フロントグリルやアルミホイールに変更が加えられています。安全性能については、マツダでは初となるアドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポートが搭載されました。夜間の歩行者の認識精度が向上しています。
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2021年11月:一部商品改良を実施
2021年11月の一部商品改良では特別仕様車の追加とパワートレインの見直しが実施されました。
特別仕様車では、スーパーエッジーがラインアップに加わっています。ツートーンのボディカラーを採用したエレガントなデザインが特徴です。インテリアはブラックを基調としており、ダッシュボードやフロントシートバックにはホワイトを組み合わせています。
パワートレインでは、スカイアクティブG2.0Lが廃止され、スカイアクティブG1.5LとスカイアクティブD1.8Lの設定になりました。
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CX-3に備わった4つの特徴を確かめよう
現在発売されているモデルは、2021年11月に発売されたモデルです。フルモデルチェンジは実施していませんが、定期的な改良によってデザイン性や居住性が向上しています。安全技術にも力を入れており、ドライバーが運転に集中できる機能が備わりました。
ここでは、CX-3の現行モデルの特徴について見ていきましょう。4つの項目に分けてご紹介します。
立体駐車場にも入るコンパクトなボディサイズ
現行モデルのエクステリアは魂動デザインを深化させたデザインです。フロントやサイドでは、滑らかな曲線や流れるようなラインが用いられています。
ボディサイズは全長が4,275mm、全幅が1,765mm~1,780mm、全高が1,550mmです。立体駐車場にも対応したコンパクトなサイズに設計されています。
現行モデルのカラーバリエーションは全部で8色です。エネルギッシュさを与えるソウルレッドクリスタルメタリック、上質なイメージを与えるプラチナクォーツメタリックなどが設定されています。
快適性と利便性に優れたインテリア
現行モデルのインテリアは利便性や機能性が意識されました。一部のグレードには運転席に10Wayのパワーシートが採用されており、ドライビングポジションのメモリー機能が付いています。体形に合わせたポジション設定が可能です。
現行モデルは収納が充実しており、フロントセンターアームレストをはじめ、さまざまな位置に収納スペースが設けられました。フロントコンソールは12Vの電源ソケット付きです。
荷室長は約690mm、荷室幅は約990mmとなっています。コンパクトなボディですが、大きな荷物の積載が可能です。
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全グレードに先進の安全技術を搭載
現行モデルは、危険を回避するための機能や装備が充実しています。危険察知をサポートするスマート・シティ・ブレーキ・サポートやパーキングセンサーなどが標準装備です。ペダルの誤操作による急発進をコントロールするAT誤発進抑制制御も搭載されています。
安全性能に優れており、2016年5月にはJNCAPファイブスター賞を最高得点で受賞しました。
運転席は常に必要な情報と利便性のための情報が整理されており、シンプルで認識しやすいディスプレイ配置になっています。
燃費性能の向上を追求した2種類のエンジンを設定
現行モデルで設定されているパワートレインは、スカイアクティブG1.5LガソリンエンジンとスカイアクティブD1.8Lディーゼルエンジンの2種類です。
1.5Lガソリンエンジンは伸びのある加速を特徴としています。レスポンスに優れており、街中でもスムーズな走りを体感できるでしょう。
1.8Lディーゼルエンジンは優れた燃費性能と高い静粛性が特徴です。上り坂や高速道路などでも力強さを発揮できます。WLTCモードによる燃料消費率は以下の通りです。
|
2WD |
4WD |
スカイアクティブG1.5Lガソリンエンジン |
17.0km/L |
15.7km/L |
スカイアクティブD1.8Lディーゼルエンジン |
20.0km/L~23.2km/L |
19.0km/L~21.2km/L |
(2023年5月時点の情報です)
(参考:『CX-3(マツダ)の燃費情報』)
CX-3の現行モデルの基本スペックをチェック
現行モデルでは7つのグレードが設定されており、各グレードに2WDと4WDの駆動方式が設定されました。一部のグレードについては、マニュアルのトランスミッションが設定されています。
グレードによって搭載されている装備やパワートレインが異なるため、購入をお考えの方はあらかじめチェックしておくとよいでしょう。ここでは、パワートレイン別に現行モデルの基本スペックをご紹介します。
ガソリンエンジンモデル
ガソリンエンジン搭載車は15Sと15Sツーリングの2つです。特別仕様車として15Sアーバンドレッサーと15Sスーパーエッジーが設定されています。
15Sと15Sツーリングの違いのひとつは安全装備です。15Sツーリングにはスマート・ブレーキ・サポートや交通標識認識システムが、標準またはオプションで装備されています。
特別仕様車の魅力は充実した装備です。15SアーバンドレッサーにはスーパーUVカットガラス、15SスーパーエッジーにはLEDフロントフォグランプが搭載されています。
サイズ(全長×全幅×全高) |
4,275mm×1,765mm~1,780mm×1,550mm |
総排気量 |
1.496L |
最高出力 |
82kW |
最大トルク |
144N・m |
(2023年5月時点の情報です)
ディーゼルエンジンモデル
ディーゼルエンジン搭載車はXDとXDツーリングの2つです。特別仕様車としてXDスーパーエッジーが設定されています。
ディーゼルエンジン搭載車についてもグレードで安全装備が異なっており、XDツーリングではアダプティブ・LED・ヘッドライトやドライバー・アテンション・アラートなどが標準装備です。加えて、XDツーリングではマニュアルのトランスミッションが選べます。
XDスーパーエッジーは豪華な装備が特徴です。ステアリングのヒーターやブラックメタリック塗装のアルミホイールが搭載されています。
サイズ(全長×全幅×全高) |
4,275mm×1,765mm~1,780mm×1,550mm |
総排気量 |
1.756L |
最高出力 |
85kW |
最大トルク |
270N・m |
(2023年5月時点の情報です)
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CX-3の販売価格や買取相場はどのくらい?
CX-3の購入方法は新車と中古車の2通りです。購入方法によって初期費用が異なるため、あらかじめ価格を比較しておくとよいでしょう。
中古車は新車よりも安く販売している傾向にあります。同じグレードでも車両によって価格が異なっており、生活スタイルに合わせた車選びが可能です。ここでは、CX-3の新車販売価格や中古車販売価格をご紹介します。買取相場も解説していますので参考にしてください。
CX-3の新車販売価格
CX-3の現行モデルの新車販売価格は192万5,000円~328万9,000円です。ディーゼルエンジン搭載車がガソリンエンジン搭載車よりも高めに設定されています。
各グレードで2WDと4WDの駆動方式が設定されていますが、20万円以上の価格差があるので慎重な検討がおすすめです。
|
2WD |
4WD |
15S |
192万5,000円 |
216万7,000円 |
15Sツーリング |
206万8,000円 |
238万1,500円 |
15Sアーバンドレッサー |
230万4,500円 |
263万4,500円 |
15Sスーパーエッジー |
256万8,500円 |
281万500円 |
XD |
231万7,000円 |
255万9,000円 |
XDツーリング(AT) |
265万1,000円 |
289万3,000円 |
XDツーリング(MT) |
287万1,000円 |
311万3,000円 |
XDスーパーエッジー |
304万7,000円 |
328万9,000円 |
(2023年5月時点の情報です)
CX-3の中古車販売価格
ネクステージにおける2023年5月時点での中古車販売価格は84万9,000円~224万9,000円です。中古車販売価格は年式、走行距離、ボディカラー、車両の状態によって変わりますが、CX-3なら100万円以下での購入も期待できます。エンジン区分別での中古車販売価格は以下の通りです。
|
中古車販売価格 |
ガソリンエンジンモデル |
129万8,000円~224万9,000円 |
ディーゼルエンジンモデル |
84万9,000円~209万7,000円 |
(参考:『CX-3(マツダ)の中古車一覧』)
新車では現行モデルのみの販売ですが、中古車なら過去のモデルも手に入れられます。過去に販売されていた1.5Lのディーゼルエンジン搭載車や、2.0Lのガソリンエンジン搭載車も候補に含められるでしょう。
CX-3の買取相場
ネクステージにおける2023年5月時点におけるCX-3の買取相場は45万1,000円~200万4,000円です。買取価格は年式や走行距離によって変わりますが、状態次第では200万円台の買取も期待できるでしょう。ネクステージにおける過去の買取実績は以下の通りです。
グレード |
年式 |
走行距離 |
買取価格 |
15Sツーリング |
2020年式 |
9,686km |
173万8,000円 |
20SプロアクティブSパッケージ |
2020年式 |
5,991km |
190万4,000円 |
XDプロアクティブSパッケージ |
2019年式 |
1万210km |
178万9,000円 |
20Sプロアクティブ |
2019年式 |
1万2,682km |
160万1,000円 |
CX-3の中古車の購入ならネクステージにお任せ
中古車の購入では、慎重な販売店選びが求められます。同一のグレードでも販売店によって品質が異なるからです。中古車を選ぶときには、価格に加えて車両の状態を確かめておくとよいでしょう。
ネクステージは、車両のお取り寄せに対応している中古車販売店です。納車前には点検整備を実施しています。ここでは、ネクステージの特徴についてまとめました。
全国にある在庫のお取り寄せが可能
ネクステージは全国に店舗展開しており、2023年5月時点の店舗数は200以上です。整備機器を完備した大型店舗をはじめ、輸入車や軽自動車などのカテゴリー別専門店を展開しています。
ネクステージでは商品のお取り寄せが可能です。遠方の店舗に保管している在庫を、最寄りの店舗で商談・購入できます。取り寄せはリーズナブルな価格で提供していますので、お気軽にお問い合わせください。
専門のメカニックスタッフが納車前整備を担当
ネクステージでは購入から納車までのサポートが強みのひとつです。購入時には全ての車両で車両状態表を開示しており、車選びをしやすい環境を用意しています。
ネクステージでは、修復歴車や水害車などの粗悪品は販売していません。走行中に不具合が発生する恐れのある車両は、事前に排除しているのです。
納車前には国家資格を持ったメカニックが整備を担当しており、スムーズに新しいカーライフをスタートするためのサポートを提供しています。
まとめ
CX-3は、マツダが販売するコンパクトタイプのクロスオーバーSUVです。人馬一体をテーマに掲げており、主要パーツやエンジンの最適化を実現させています。
現在では5つのグレードを販売中です。ガソリンとディーゼルのパワートレインを設定しており、ライフスタイルに合わせて好みのエンジンを選べます。
ネクステージではCX-3の中古車を販売中です。現在では生産されていないグレードも豊富に取り扱っています。CX-3をお探しの方は、ぜひネクステージでお求めください。