車を売却するのは引っ越し前後のどちらが良いの?メリットとデメリットの比較
引っ越しが近い方の中には「引っ越しに合わせて車を売却しようか」と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。引っ越しすることで車が不要となる人にとっては忙しくない時期の間に手続きを終わらせたいものです。
引っ越し前後の手続きの違いをこの記事で紹介します。引っ越しする前と後ではどちらが車の売却に向いているか、検討する際にぜひ参考にしてください。また、ネクステージ独自の車に関してのアンケート結果を交えて売却先の検討や売却時の不安な点についてもご紹介します。
※目次※
・用意する書類自体は引っ越し前のほうが少なく済むため、手間を重視して考えるのであれば引っ越し前のほうが簡単に済む。
・引っ越し前は車の売却以外にも手続きや作業が大量にあるため、引っ越し後のほうが時間に余裕が生まれる。
・引っ越し後に売却する場合は車検証の住所によって手続きも変わるため、事前に必要な手続きの確認をしておこう。
\30秒でカンタン査定依頼!/
車を売却するなら引越し前後のどちらが良いの?
車を引っ越しの前に売るケースと後に売るケース、どちらが金銭的、労力的に負担が少なく済むのでしょうか。引っ越しも車の売却もそれほど機会の多いイベントではないことから、どちらがよいのか決めかねてしまうこともあるでしょう。前後のどちらのほうがよいかは一概に判断はできません。しかし、大きく異なる部分もあるため、確認しておきましょう。
用意する書類は引越し前のほうが少ない
用意する書類については、判断基準のひとつとなるポイントです。引っ越しの前と後で車の売却に必要な書類には変化がないように感じられるかもしれません。
しかし、実際は引っ越し後の売却のほうが手続きに必要な書類は多くなってしまいます。詳しい書類の内容は後述しますが、引っ越した後のほうが売却自体にかかる手間が増えてしまうことがデメリットです。時間に余裕がある場合は、引っ越しの前に売却するのもよい選択といえます。
時間に余裕がないなら引越し後を検討しよう
引っ越しまでの時間に余裕がないケースでは、引っ越し後に売却したほうがよいこともあります。事前にどの業者がよいか充分なリサーチや比較ができない場合、急いで手続きすることでトラブルや余計な出費、後悔につながってしまうため注意が必要です。
引っ越しをする前に車を売却した場合、引っ越し日までに足が無くなってしまう点も含め、いつ売却するかは慎重に判断しましょう。引っ越し後にゆっくりと売却手続きを進めたほうがよいケースもあります。
\30秒でカンタン査定依頼!/
引っ越しの際に車を売却する時のタイミングごとの特徴
すでに引っ越しに関わる準備が整っており、時間に余裕があるようであれば引っ越し前に、時間に余裕がない場合は引っ越し後に売却することがおすすめです。
詳細なメリットとデメリットを確認してみましょう。売却するという結果は変わらないとしても、引っ越しをする前とした後では手間や時間に差がつきます。
メリット
引っ越し前に車の売却を行う場合のメリットは必要書類が少ない、住所変更の手間が要らない、車の輸送費がかからないなどが挙げられます。引っ越し自体が慌ただしくなりがちなため、できるだけ手続きを簡単に済ませたいと考えている方には、合理的な判断と言えるでしょう。
引っ越し後に車の売却を行う場合のメリットは、時間に余裕を持って業者選びができることです。売却を急ぐ必要もないため、引っ越しの荷解きが終わるまでしばらく乗り続ける場合も問題ありません。また引っ越し後、実際に暮らしてみて車の必要性に気づく場合もあります。
引っ越し前に売却 |
引っ越し後に売却 |
必要書類が少ない |
業者選びに時間をかけられる |
住所変更が要らない |
自分の好きなタイミングで売れる |
車の輸送費がかからない |
引っ越し先で車が必要になっても安心 |
デメリット
デメリットも詳しくチェックしてみましょう。引っ越し前に車の売却を行う際にもデメリットはあります。中でも、車の売却を引っ越しの準備と並行して行わなければならない点です。
引っ越しの準備のために車が必要になることも多く、車で運ばなければ処理できない荷物や買い物もあるでしょう。売却の準備と並行して行う場合は、予想外の事態が起こることも意識しておく必要があります。
引っ越し後に車の売却を行う場合、用意する書類が増えることで引っ越し前に比べ手間が増えることが挙げられます。住所変更の手続きも済ませなければならないため、車を維持するための申請が増えることがデメリットです。
引っ越し前に売却 |
引っ越し後に売却 |
引っ越しの準備と並行してに売却手続きが必要 |
用意する書類が増える |
引っ越し前の際に車が使えない場合もある |
住所変更の手続きを行う必要がある |
\30秒でカンタン査定依頼!/
引っ越し前後に車を売却する際に必要な書類とは?
車の売却には引っ越し前後で大きな違いがあります。手続きにかかる手間を取るか、車を維持しておくメリットに重きを置くかで判断も異なってくるでしょう。
車を売却する時に必要な書類の準備も必要です。ここでは、車の売却に必要な書類を紹介します。どのような書類が必要か時間に余裕を持って確認しておきましょう。
必要書類【普通自動車】
まずは普通自動車のケースです。普通自動車を売却する際に必要となる書類は、以下の表をご参照ください。必要な書類は多岐にわたりますが、書類自体の用意は比較的簡単なものばかりです。
書類の準備にも時間がかかるため、引っ越し前に車を売却することを考えている方は、引っ越し後に売却するよりもさらに時間に余裕を持って準備しなければなりません。
自分ですぐに用意できるものもあれば、住所を変更する場合の住民票のように取りに行かなければならないものもあります。
自動車検査証 |
自動車税納税証明書 |
実印 |
印鑑証明書 |
リサイクル券 |
自賠責保険証 |
委任状(販売店用意) |
譲渡証明書(販売店用意) |
住民票(住所変更時) |
戸籍の附票(住所変更時) |
戸籍謄本(名義変更時) |
必要書類【軽自動車】
続いて軽自動車の売却に必要な書類です。軽自動車も普通自動車と必要な書類は同じように感じられるかもしれません。しかし、違いがあるため混同しないことが大切です。
普通自動車の場合は実印が必要になることに対し、軽自動車は実印はおろか印鑑も必要ありません。普通自動車の場合と同じく引っ越し後の売却を考えている方は、住所変更に必要な書類も確認しておきましょう。
自動車検査証 |
軽自動車納税証明書 |
印鑑 |
自賠責保険証 |
リサイクル券 |
自動車検査証記入申請書(販売店用意) |
住民票の写し |
住民票(住所変更時) |
戸籍の附票(住所変更時) |
戸籍謄本(名義変更時) |
\30秒でカンタン査定依頼!/
引っ越し前後の車を売却する時の流れ
車の売却は業者を選ぶ、書類を用意するなどの所定の手続きに則って行う必要があります。これは、引っ越し前でも引っ越し後でも変わることがありません。
引っ越し前の売却と引っ越し後の売却、どちらのケースでも困ることがないよう車を売却するときの流れを確認しておきましょう。
業者を選ぶ
どの業者に車を売却するか、決定するためにもまずは業者選びが必要です。この業者選びは手順の中でも、しっかりと時間をかけたい大切な項目といえます。良い業者を見つけることができれば、手続きに関する不安も少なく済むでしょう。また、売却時の条件や査定額は業者によって異なります。優良な買取業者を見つけられるよう努めましょう。
ネクステージのアンケートから、売却価格がいくらになるのか不安だと考える方が約50%もいることが分かりました。複数の買取業者に見積もりを取ってもらい、最終的にどこに売却するのかを決めることが売却のコツです。複数の見積りを取るには時間を要してしまうため、ある程度時間に余裕を作る必要があります。
書類を用意する
売却が決定した後は必要な書類を準備します。書類に不備があると売却ができないため、記入漏れ、書き間違いなどないように注意しましょう。
売却に関する手続きは売却を依頼する業者が行います。しかし、住民票や印鑑登録証をはじめとした必要書類は、売却する側でしか用意できないものばかりです。スムーズに売却を進めるためにも、しっかりと準備しておきましょう。
手続きを行う
業者に必要な書類を渡し、売却の手続きをすべて行えば完了です。必要なものさえ準備ができれば、手続きの段階でトラブルが起きることは滅多にありません。安心して任せましょう。
手続きが完了した後は、入金されているかの確認も大切です。事前に決められた金額通りに振り込まれていれば問題ありません。以上が車の売却手続きの流れです。
書類はあらかじめ自分で準備できるものもありますが、どこの業者に売却するかは手探りの状態で進めていくことになるため時間がかかります。
\30秒でカンタン査定依頼!/
車を引っ越し後に売却する時の注意点
引っ越し後の売却は、引っ越し前の売却と比べて手続きが多くなります。そのため、引っ越し後に必要とされる手続きについても確認しておきましょう。以下の項目を踏まえて、引っ越し前に売るか引っ越し後に売るかを改めて考えるのもひとつの方法です。
車検証の住所によって手続きが変わる
引っ越し後の手続きで最も重要になるのが「車検証に記載されている住所」です。車検証に記載されている住所によって、売却時の手続きが異なることに注意しましょう。車検証の住所が変更されていない場合、住民票が必要になります。
すでに変更されている場合は住民票は必要ありません。しかし、引っ越し先の住所で印鑑証明の取得が求められます。
印鑑証明は、転居前の登録は自動抹消されますが、転居先では新たに登録が必要です。ただし、同じ市内または区内での引っ越しであれば自動変更される場合があります。また、政令指定都市に関しては同市内であっても変更が必要となる場合があるため、詳しくは役所にて確認しましょう。
転居回数が多い場合は書類の内容を確認する
引っ越し後に車を売却する場合、転居回数も手続きに関わってきます。車検証に表記されている住所が2つ以上前の場合、全ての転居歴が記載されている「住民票の附票」の提出が必要です。
短期間の間に引っ越しを重ねた場合は、売却の手続きの前に確認しておきましょう。引っ越し後に売却手続きを進める場合は、転入届を行う際に必要書類をそろえておくと安心です。
\30秒でカンタン査定依頼!/
引っ越しの際に車を売る時のポイント
引っ越し自体が売却の結果に関わってくる場合もあります。引っ越し前と後の手続きは行政で決められたもののため、地域差はありません。
しかし、引っ越し前と後では査定額に地域差が出てくることがあります。特に人口密度が大きく変わる場合は注意が必要です。
地域によって売れる価格の差がある
同じ車でも、地域によって売れる車種や需要の高い車種が変わってきます。引っ越し前と後で価格差がないか、事前に確認しておくことがおすすめです。
売却された車は同じ地域で販売、もしくはオートオークションにかけられるなどして中古車として売られます。大規模なオートオークションは都市部で行われるため、地方のオートオークションでは販売価格も控えめになりがちです。
都市部のオートオークションでは運送料もかかってしまうことから、地方での売却は都市部での売却に比べて、諸々のコストを含んだ分査定額が低く出てしまう可能性があります。
信頼できる業者を選ぶ
下取りと買取専門店への売却は異なります。引っ越し前・引っ越し後に関係なく、業者選びが大切です。下取りは新しい車の購入を踏まえた上で査定額が判断されますが、買取は純粋な売却を目的に査定額を判断します。下取りは新車の車両価格から査定額を差し引き、買取は現金の受け取りが一般的です。そのため、同じ売却でも査定額に違いが出てくることを覚えておきましょう。
また、業者選びでは「スタッフの対応」も大切です。ネクステージのアンケートで買取を行った際に何に満足したかを聞いたところ、いくつかある項目の中で最も多い26.8%の方がスタッフの対応と答えています。
業者選びは、売却金額だけでなく安心して任せられるかどうかも大切です。金額、対応全てに納得できるかで判断するようにしましょう。
\30秒でカンタン査定依頼!/
まとめ
同じ車の売却でも、引っ越し前と引っ越し後で手続きが変わります。引っ越し後のほうが手続きが多くなってしまうため一見損に見えますが、業者選びに時間をかけられることや引っ越し時に余裕を持てるなど一長一短といえるでしょう。
ネクステージ独自のアンケートでは、売却時の売却価格に不安がある方やスタッフの対応を気にする方が多くいます。このような点も踏まえて、状況に合わせていつ売却するのが適切かを判断しましょう。ネクステージでは常に迅速かつ的確な査定を心掛けています。車の売却を考えている方は、ぜひネクステージにご相談ください。
\30秒でカンタン査定依頼!/