ホンダ車の下取り価格は買取より高い?人気車種の傾向や高く売るポイント
「がんばっていれば、いつか報われる。持ち続ければ、夢はかなう」という2012年に公開されたホンダのCMを今でも覚えている方もいるのではないでしょうか。このCMに登場する車はホンダの歴代製品であり、技術の開発やクリエイティブな発想を感じ取ることができます。
ホンダは人気車種・ラインアップが豊富にあり人気車種も多いため、下取りに出すとどのくらいの査定額となるのか気になる方もいるのではないでしょうか。ここではホンダ車の下取り価格や人気の車種、さらに高く売るポイントについて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
※目次※
2.下取り価格と買取価格が異なる!ホンダ車以外も共通する理由
4.ホンダ車を売る時に下取り価格で手放すかを判断するポイント
5.下取り価格はどのくらい?市場価格からホンダ車の相場を見てみよう
・ホンダは2輪車に始まり現在は小型ビジネスジェット機やスポーツカー、軽自動車などを手がけている自動車メーカーである。
・人気車が多いホンダは、売却時にも査定に期待が持てる。ディーラーで下取りを行うのか、中古車販売店で買取を行うのかによって査定額に差がつく。
・ホンダ車の買取はネクステージがおすすめ。全国展開で、確かな再販力で適正価格で査定が可能。
ホンダ車の下取り価格は期待できる?メーカーの傾向
軽自動車のN-BOXをはじめとし、ヴェゼルやフィットなどといった人気車が多いホンダは、2021年のメーカー別販売台数(2021年1月~5月)でトヨタに次いで2番目の売上となっています。
ホンダ車と言えば高性能のエンジンや、オートバイメーカーとしてのイメージを持つ方もいるのではないでしょうか。ここでは、ホンダの歴史や中古車市場における人気について掘り下げていきましょう。
自動車メーカーホンダについて
終戦間もない1946年、車よりも自転車の方が移動手段として主に使われていた時代がありました。ホンダの創設者である本田宗一郎は、無線機の発電用エンジンを使い自転車の補助動力へと作り替えたものが当時の国民から人気を得たことがきっかけとなります。
翌年1947年にはHondaの名が刻まれたA型エンジンを完成させ、農機用エンジンや耕運機、スーパーカブなど次々と世に発表させました。
そして1964年には日本で初めてF1世界選手権に参戦し、1990年台はスポーツカー NSXの発売、現在では小型ビジネスジェット機やスポーツカー、ハイブリッド車から軽自動車まで多くのモデルを輩出する日本を代表する自動車メーカーとなっています。
ホンダ車は中古車市場でも人気
トップを走るトヨタに次ぐ販売台数を誇るホンダの車も人気があり、2020年頃から続々とマイナーチェンジやフルモデルチェンジを行いました。新車でも人気のあるホンダ車は中古車市場においても同様で、需要に関しても高い傾向にあります。
例えば人気車種のフィットやミニバンのステップワゴン、軽自動車売上No.1のN-BOXなどは中古車市場においても査定に期待が持てるでしょう。
さらに昨今の環境配慮への取り組みからハイブリッドエンジンについても評価が高いため、車の売却を検討している方もタイミングを見て査定を依頼することをおすすめします。
下取り価格と買取価格が異なる!ホンダ車以外も共通する理由
車の売却に関して色々と調べてみると「下取り価格」や「買取価格」の言葉が出てくるため、どのような違いがあるのだろうかと悩む方もいるでしょう。下取りと買取は手段が異なり、取り扱う販売店によって価格も異なります。
ここでは下取りと買取の違いや売却手順の大まかな流れについて把握しましょう。
下取りと買取では目的が違う
下取りは、自動車メーカーのディーラーで新車を購入する際に今まで使用していた車をディーラー側で引き取ってもらうことを言います。すでにそのメーカーで欲しい車が決まっている場合は下取りを行う場合が大半です。
下取りは他のメーカーの車でも可能で、新車購入金額に充てられます。下取りから購入まで一箇所で行える点、手間がかからない点がメリットだと言えるでしょう。それに対し、買取は次に購入する車が決まっていない場合でも所有している車を買い取ってもらうことが可能です。
新しい車の購入金額に差し引かれず、査定後の買取価格は自身の手元に残るため、売却側としては選択肢の幅が広がる点はメリットだと言えます。
下取りの場合
下取りは新車を購入する際に今まで使用していた車を引き取ってもらいますが、下取りを行うのか、買取を行うかによって流れが異なることをご存知でしょうか。まずは下取りを行う場合の手順について確認しましょう。
下取りを行う場所:ディーラー
手順
1. 新車で購入する車の候補を決め、ディーラーへ見積もり依頼する
2. 現在使用している車の下取りを依頼する
3. 必要書類を揃え、下取り金額に合意できる場合は契約を結ぶ
4. 新車の購入(現金、ローンなど)
5. 新車の納品、今まで使用していた車をディーラーへ引き渡す
買取の場合
買取は新しく車を購入することは前提としておらず、あくまで車の価値がどのくらいあるかを見定めます。下取りの手順とは異なり、複数の業者で見積もりを取ることや手元に現金が残ることが特徴です。以下から買取の手順について確認しましょう。
買取を行う場所:車買取専門店、中古車販売店
手順
1. 買取を依頼する業者を選ぶため複数社から見積もり査定を行い、売却先を絞る
2. 実際に車の査定をしてもらい、問題ない場合は業者が提示する査定金額に合意する
3. 必要書類を揃える
4. 売却した車を業者へ引き渡す
5. 買取金額が振り込まれているか確認する
価格の違いだけ?ホンダ車を売る時の下取りと買取の特徴
下取りは新しい車の購入費用に充てる、買取は現金が手元に残るという違いがあると同時に、同じ車を売却するとしても査定額が異なります。
ホンダ車のような人気車の場合は価格以外にも、ディーラーで下取りを行う場合と中古車販売店で買取を行う場合にはどのような違いがあるのでしょうか。ここではそれぞれのメリットとデメリットについて紹介しますので、参考にしてください。
ディーラー下取りのメリットとデメリット
新車を購入することが決まっている場合は、下取りから購入、納車まで一箇所で行える方が手間が省けスムーズに行えます。また、新車購入代金へ今まで使用していた車の代金を差し引くことが可能であるため、価格が少しでも安く提示される点も魅力です。
しかし、ディーラーで下取りをする際にはデメリットも存在します。以下からディーラー下取りのメリットとデメリットについてそれぞれご覧ください。
ディーラー下取りのメリットとデメリット |
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メリット |
・一箇所で下取りから買取まで行えるため、手間がかからない ・条件の悪い車でも値段がつく ・新車の購入とあわせた価格の交渉がしやすい |
デメリット |
・大幅なプラス査定になることは考えにくい ・人気車でもプラス査定にならないケースもある ・下取り額がそのまま新車購入代金に充当となるため、手元に現金が残らない ・査定料や手数料がかかる場合もある |
車買取専門店のメリットとデメリット
買取は下取りに比べて高値での売却、現金が手元に残るなどのメリットがあります。また買取はオプションによってプラス査定になることも多いため、車の純粋な価値を見て欲しい場合は買取の方がおすすめです。
買取は業者によって査定額も異なるため、自分の希望に沿った金額を査定してもらいたい場合は、相見積もりを行うなどの下準備が大切になることを覚えておきましょう。
車買取専門店のメリットとデメリット |
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メリット |
・下取りに比べて高値で取引となる場合がある(プラス査定に反映する項目が多い) ・メーカーオプションやディーラーオプションなどでプラス査定となる ・手元にお金が入る ・思いがけない査定額がつく場合がある |
デメリット |
・中古車市場の相場変動に影響を受ける ・複数社などで見積もりを取るため、手間がかかる ・車を買い替えを行う場合、次の車が納車されるまでタイムラグが生じる ・フルモデルチェンジが発表されると相場が下がる |
ホンダ車を売る時に下取り価格で手放すかを判断するポイント
下取りと買取どちらにもメリットとデメリットがありますが、ホンダ車の売却を検討する際はどちらが良いのでしょうか。メリットの大きな方を利用したいと思うと、下取り価格を見て買取を依頼するか、そのまま下取りに出すのではどのような違いがあるのかが気になるところです。
ここでは下取りがおすすめな人と買取がおすすめな人の特徴について紹介しますので、どちらに自身が当てはまるのか見ていきましょう。
下取りがおすすめな人
すでにディーラーで欲しい車が決まっている方、一箇所で売却の手続きから購入まで完了させたい方は下取りがおすすめです。
買取に比べて査定額に期待が持てない場合もありますが、新しい車の価格が少しでも高いと感じている方は、下取りをしてもらうことによって購入価格が引き下がります。下取りを行う際は、妥当な金額であるか見積もりや査定額についてもあわせて確認すると良いでしょう。
買取がおすすめな人
現在所有している車を下取りと比較し少しでも高く売却したい方や、手元にまとまった現金を残したい方は買取がおすすめです。
ホンダ車から新しいホンダ車へ乗り換えたい場合は下取りを検討する方もいらっしゃるでしょう。ホンダ車とは別のメーカー車種に買い替えたい場合はディーラーでの購入は難しく、中古車販売店などを利用することになります。
中古車販売店であれば、ホンダ車の買取から他メーカーの購入までを行うことが可能です。買取は下取りに比べると査定オプションの項目が多く、査定額がプラスに働くことが多くあります。
少しでも高く売却したい場合は買取業者の実績や顧客満足度などを確認し、依頼することも大切です。
下取り価格はどのくらい?市場価格からホンダ車の相場を見てみよう
ホンダ車はN-BOXやフィットをはじめとした数多くの人気車を取り揃えています。中古車市場においても人気のあるホンダ車は、どの程度で取引が行われているのでしょうか。
ここではホンダの人気車種についてピックアップしましたので、ホンダ中古車の特徴や価格帯などについて見ていきましょう。
人気1位 N-BOX
ホンダN-BOXは、シリーズ国内販売台数が4年連続No.1のトールワゴン型の軽自動車です。低いフロアと室内が広いことが特徴で子育て世代にも人気があります。軽自動車でありながらDOHCを搭載しているため、スムーズな加速とパワーのある走りを体感することが可能です。
ターボ車以外にアイドリングストップを搭載しており、環境への配慮や燃費向上を意識した仕様となっています。多くの台数が市場に出回っており、中古車相場では約80万円~130万円前後の価格帯です。
(2021年6月時点での情報です)
(参考:『N-BOX(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
人気2位 フィット
フィットは低燃費で運転がしやすくハンドリングも軽いため、老若男女問わず運転が楽しめる車となっています。室内空間は人の骨格を研究して作られたシートを採用し、長時間座っていても疲れにくい構造です。
また、すぐに手の届く位置に収納スペースを確保し、乗る人によって使い方をカスタマイズすることができます。シートアレンジによって横幅のある自転車や背の高い植木鉢などを積むことも可能です。
中古車相場では約60万円~120万円前後の価格帯となっており、比較的新しい年式の車が揃っています。
(2021年6月時点での情報です)
(参考:『フィット(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
人気3位 ヴェゼル
2021年4月に2代目新型を発売したヴェゼルは、美しいクーぺスタイルでガソリン車6色、ハイブリット車5色(ツートーンカラー)の落ち着いた色合いが魅力の一台です。
運転席にはHMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)を搭載し、わずかな時間で正確な情報を伝え、自然な感覚で的確に操作が行えるようにディスプレー類を配置しました。グレードはガソリン車のG、ハイブリッド車ではe:HEV PLaY、 Z、Xの3種類です。
中古車相場では約140万円~230万円前後の価格帯となっており、在庫も豊富にあります。
(2021年6月時点での情報です)
(参考:『ヴェゼル(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
人気4位 ステップワゴン
「メカのスペースは最小、人のスペースを最大に」をコンセプトとし、室内幅や室内高、室内長それぞれにゆとりを持たせた作りを採用しました。
また、前席だけではなく2列目・3列目に乗る人のことを考えて収納スペースの確保やコンビニフック付シートバックテーブルなどを搭載するとともに、運転席や後席それぞれの場所で温度調節を行うことも可能です。
中古車相場では約140万円~200万円前後の価格帯となっており、他のホンダ車と比べると在庫に限りがあります。
(2021年6月時点での情報です)
(参考:『ステップワゴン(ホンダ)の中古車一覧|新車・中古車の【ネクステージ】』)
ホンダ車の下取り価格や買取価格を上げるポイント
現在所有している車を少しでも高く売却して欲しい場合と考えることはもちろんですが、なかにはどのようなポイントに気をつけるべきか悩む方もいるのではないでしょうか。
車の売却はメーカーオプションなどの純正オプションをつけるとプラス査定となりますが、その他にも事前に行うことで査定額を上げるポイントもいくつかあります。ここでは買取価格を上げる3つのポイントについて紹介しますので、参考にしてください。
日頃のメンテナンスや清掃を欠かさない
所有している車を大切に扱っているという証明にもなるため、日頃からこまめに洗車や室内消臭を心がけておくと良いでしょう。洗車を長期間行わないでいると錆びて汚れが付着するほか、室内空間においてもタバコやペットの臭いはすぐに落ちるものではありません。
売却を決めてから掃除をするのではなく、日常的にメンテナンスをすることによって大切に扱っていることへのアピールにもなります。査定でプラスとなるようできるところから気をつけていくと良いでしょう。
同車種のモデルチェンジや中古車相場を確認する
中古車市場ではモデルチェンジが行われると、価格が変動することが考えられます。その理由としては、展示車や試乗車が中古車市場に出回るほか、新型への買い替えによって下取りで中古車の流通量が増えるからです。
ほかにもメーカーが生産終了した車は、新車ではもう手に入らないということから中古車市場で需要が高まります。反対に生産台数が増加傾向のあるモデルに関しては、市場においての価格も下がりやすいなどモデルによっても状況が異なることが考えられるでしょう。
現在所有している車の売却を希望する場合は、モデルチェンジ前に行うことやメーカーの生産状況を把握することによって査定額にプラスの評価を得られます。そのため中古車市場の動向をつぶさに確認しておくこともおすすめです。
買取のほかに中古車販売店で新たに車を購入する場合においても、モデルチェンジや相場を確認しておくとお得に購入できるチャンスもあるため、併せて確認しておきましょう。
販売規模が大きい中古車専門店の査定を受ける
全国的に共通してモデルの人気や不人気はありますが、装備されている機能や仕様によって地域差があることも事実です。
例えば、北海道をはじめとした雪が多い地域ではSUVや4WDなどの悪路の強い車が好まれる傾向があります。その地域で需要があった場合でも、沖縄などの南国の地域でもSUVや4WDが必要とされるかどうかについては一概には言えません。
地域密着型の買取業者へ査定を依頼する場合は、その地域での需要と供給のバランスを見て査定額を決めるため、満足の得られない結果になることも予想されます。
しかし、全国展開の店舗であればその地域だけではなく他の都道府県でのルートを確保しているため、ホンダのような人気車であっても適正価格で査定を受けることが可能です。
そのため、どの店舗で売却をすれば良いのか分からない場合は全国展開のある販売店へ依頼し、どの程度の査定額となるのかを確認することをおすすめします。
ホンダ車を売るならネクステージに相談しよう!
ネクステージは全国に店舗を展開しており、国内メーカーから輸入車に至るまで中古車市場の動向を把握しているため買取も安心です。さらに、買取した車は価値が落ちる前に次のお客様へつなげる再販ルートを持っているため、愛車本来の価値に合った査定を行うことができます。
ネクステージは無料買取査定を実施しており、いくつかの項目を入力するだけで買取価格を確認することが可能です。時間に余裕のない方やあまり手続きに時間をかけたくない方でも利用できますので、ぜひお気軽に査定依頼をお試しください。
まとめ
中古車市場ではホンダ車のニーズは高く人気車種も多いことから、売却時にプラス査定の評価を得られることも考えられます。新車での購入と所有している車の売却を依頼する場合はディーラーにて下取りを検討される方が大半でしょう。
純粋な車の価値を知りたいという場合は、中古車販売店や買取業者で査定額を依頼することも方法の一つです。ネクステージでは豊富な買取実績から車本来の価値で査定を行っています。高価買取を目指せる環境をご用意しておりますので、是非一度ネクステージの無料査定をお試しください。